いわてんどin郡山

こんにちは。

暑いっすねぇ~
今年の夏は特に暑い!
7月真ん中あたりで35℃超えた時は、どうなるかと思いましたよ。

でも早くに35℃を経験したので、最近の30℃の真夏日がそれほど
暑く感じないので、早くに慣れていてよかったのかな。
猛暑日が普通の西日本の方々、どうぞご自愛くださいませ~

ちなみに、岩手は観測史上一番暑い7月だったようです(;゚Д゚)





さてさて、開催中の展示会のお知らせ。
(開催中って…)

盛岡の家具屋さん、「ホルツ」の企画展。
ホルツさんがチョイスした、岩手の良いモノ達を
郡山の老舗のお店ギャラリー観さんで展示販売しております。

岩手の工芸品や美味しいものをこの機会にぜひどうぞ。

木工・陶磁器・竹細工etc、あと岩手県外ではあまりお目にかかれない食べ物等々。
わたしは、少しの鉄瓶とリンゴとクルミのペーパーウェイトを出品してますよ~





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「 いわてんど」

ギャラリー観

会期 : 7月21日(金)- 8月7日(月) ※火曜定休

時間 : 10:00 - 18:30

場所 : 〒963-8002 福島県郡山市駅前1-6-5

電話 : 024-932-8756




もう始まってから一週間以上たってしまいましたが、まだ8月7日までやってますので
ぜひぜひ足をお運びください💦
















しっかし、暑い…











さ、ここ最近は、汗を垂らしながら新しい鋳型作りに励んでます。
そして一番暑い8月上旬に鋳込み作業、ふふ燃えてくるぜ~







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丸富士型紅葉紋鉄瓶の型です。
本物の楓の葉っぱを型が柔らかいうちに貼り付け、型押しして模様を出すのです。
アーそうなのか簡単そうだな、とお思いでしょうが、そうはイカの何とかで
これがなかなか自分で言うのもおこがましいが、熟練の技が必要なのですよ(ドヤ顔)













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上手く押せたら、肌を打って完成!

鉄瓶の鋳肌は、川砂と溶かした粘土を混ぜたものを筆等で
少しずつペタペタと置いて作りこんでいくんですよ。
職人の個性が出るところです。
同じ鉄瓶でも一個いっこ違うものなので、今度鉄瓶を見る時には、鋳肌にも注目してみて下さいね。
















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先日は夕焼けが綺麗でした。

早くも7月中に夏のピークを迎えた(と、思う)ので、もう秋が来たのか勘違いしそうですが
夏本番はこれからですよね…げんなり(;´Д`)

この記事へのコメント

n/s
2017年08月04日 16:38
型を作る度に、本物の葉を使って押すとは思っていませんでした。鉄瓶の表面も、何もしない状態(手をつけないというか、柄をつけない状態)が「肌」だと思っていたので、驚きでした。「肌」も「霰」や「糸目」と同じように柄で、柄をつける行程があるのですね。
別れがあれば、出会いもあるのでしょうか。山羊のボス君、癒やされますね。まだ若いのかな。
てつびん屋
2017年08月09日 22:34
n/sさん、コメントありがとうございます。
「肌」は奥深いですよ~
荒い砂を付ければ、ごつごつした肌合いになるし、細かい砂だと繊細な感じに。筆・たんぽ・刷毛など砂をつける道具でも全然表情が変わります。
そして同じ肌打ちでも各工房でも違うし、職人さん一人ひとりで全く違う肌合いになります。鉄瓶の見どころのひとつですね。もちろん砂肌を全くつけない鉄瓶もあります。こんど機会があったらいろいろと見比べてみて下さいね。

ボス君の年齢はわからないです~。ひげが生えてるからおじいさんかな?(山羊は若くても生えてるか…)

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